キャタピラー
('10/日)
若松孝二 監督
寺島しのぶ 主演
★★★★☆
第二次大戦中、シゲ子の夫も勇ましく出征していったが、帰ってきたのは四股を失い、顔が焼け爛れ、口も利けなくなった夫の肉体だった。勲章を与えられ、村人には「生ける軍神」と崇められるが、そんな姿になってまで衰えることのない夫の食欲と性欲に尽くすことにシゲ子は虚しさをを感じていく。
ちょっとエロいのかな、と予想して見に行ったんだけど、全くエロさを感じさせませんでした。
私的には「反戦映画」という印象もなく、最後の元ちとせの歌はいらないんじゃないか・・・(あくまで私の感想です)
ただ人間の欲望って・・・というのを考えさせられた感じ。